Last Updated on 2026年1月9日 by 受験おじさん
合格、本当におめでとうございます。
長い受験勉強を乗り越え、晴れて春から大学生ですね。
今、合格通知とともに届いた書類の中に「大学推奨パソコン」の案内が入っているのではないでしょうか?
「大学が勧めるんだから、これを買えば間違いない」 「みんなと同じものを持っていれば安心」
そう思うのは当然です。
親御さんも「これでお祝いになるなら」と、購入を検討されているかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。
大学OBとして、一つだけ提案させてください。
その推奨パソコンを買う予算があれば、もっと快適で、もっと将来の可能性を広げる「賢い買い方」ができるかもしれません。
今回は、私が20年前に経験した「パソコン選びの失敗」と、今の時代だからこそできる「最強の2台持ち戦略」についてお話しします。
ただ、本題に入る前に一つだけ、重要な注意点があります。
【⚠️ 建築・芸術系の学部へ進学される方へ】
この記事で紹介する戦略は、「文系・経済・教育・一般的な理工系」の学生に向けたものです。
「建築学科(3D CAD)」や「デザイン学科(動画・画像編集)」など、授業で特殊なソフトをバリバリ使う方は、大学指定のハイスペックノートPC(MacBook Proやモバイルワークステーション)が必須になる場合があります。
必ず学科の「推奨PCスペック」を確認してから、この記事を参考にしてください。
それ以外の9割の学生さんにとっては、この戦略がベストです。
では、解説していきましょう。
20年前、私は「推奨PC」を買いました
私が大学に進学したのは約20年前。
当時も「経営学部推奨ノートパソコン」という案内があり、私はそれを購入しました。
記憶が確かなら、当時の価格で約20万円ほどしたと思います。
メモリは256MB。
今では考えられない低スペックですが、当時はそれが「標準」であり、親も「大学での勉強に必要なら」と高いお金を出してくれました。
今の推奨パソコン(生協モデル)も、だいたい20万円〜28万円ほどするようです。
もちろん性能は上がっていますし、4年間の保証やサポートがついているので「安心料」としては妥当かもしれません。
ただ、一つだけ確実に言えることがあります。
それは、「ノートパソコン1台ですべてをこなす」ことには限界があるということです。
「消費者」で終わるか、「生産者」になるか
推奨パソコンの最大のメリットは「安心感」です。
レポートを書いたり、Webを見たりする「事務作業」には完璧です。
しかし、もしあなたが大学生活を通じて、
- 「動画編集をしてみたい」
- 「プログラミングやAI開発に挑戦したい」
- 「自分でコンテンツを作って発信したい」
そんな風に、ただ情報を消費するだけでなく、何かを生み出す「生産者」になりたいと考えているなら、一般的なノートパソコン(薄型軽量モデル)ではスペック不足です。
動画の書き出しに何時間も待たされたり、AIソフトが動かなくて挫折したり…。
「道具のせいで可能性を諦める」ことほど、勿体無いことはありません。
現代の正解は「デスクトップ」+「ノート」の2台持ち

私が提案したいのは、「メイン(デスクトップ)」と「サブ(ノート)」の2台持ちです。
「えっ、2台も買うの? 予算オーバーじゃ…」 と思われるかもしれませんが、今の相場なら、推奨パソコン1台分の予算(あるいはそれ以下)で、この2台を揃えることは十分に可能です。
理由①:メイン機には「筋肉(グラボ)」が必要
今の時代、パソコンでクリエイティブなことをするなら「グラフィックボード(GPU)」というパーツが必須です。
これは映像処理やAI計算を行う「筋肉」のようなもの。
これが入っていれば、重い作業もサクサク動きます。
しかし、ノートパソコンで高性能なGPUを積むと、どうしても高額(30万円〜)になり、重くなります。
だからこそ、自宅には「コスパ最強のデスクトップ(母艦)」を置く。
これが最も合理的です。
理由②:持ち運び用は「割り切り」が重要
一方で、大学にはパソコンを持っていく必要があります。
でも、キャンパスでやる作業の9割は「授業のメモ」「レポート作成」「調べ物」です。
これくらいの作業なら、ハイスペックな新品である必要はありません。
むしろ、毎日持ち歩くものだからこそ、「落としても、カフェでコーヒーをこぼしても、心が折れない価格」のものを選ぶのが賢いのです。
- 家では: 高性能なデスクトップで、クリエイティブな作業や重い処理をバリバリこなす。
- 外では: 手軽なノートPCで、講義や隙間時間のタスクをこなす。(軽い動画編集くらいなら、グラボなしでもなんとかなります)
この「役割分担(アンバンドリング)」こそが、現代の大学生の勝利の方程式です。
ステップ1:【自宅用】可能性を広げる「母艦」を手に入れる
まずは自宅に置くメインマシンです。
ここで選ぶべきは、大手家電メーカー製ではなく、「BTO(受注生産)のゲーミングPC」です。
余計なソフトが入っていない分、同じ性能でも圧倒的に安く購入できます。
私が今、後輩に勧めるなら「MDL.make」です。

なぜMDL.makeなのか?
- 日本国内生産の安心感: 鹿児島県の自社工場で組み立てられています。
- 圧倒的なコスパ: 広告費などを削っているため、業界最安クラスで高性能が手に入ります。最新のCPUより「一世代前の名機」をうまく使うことで、価格を抑えつつGPU(筋肉)にお金をかける構成が素晴らしいです。
- デザインの自由度: 無骨な黒だけでなく、インテリアに馴染む「白いPC」も選べます。
※デスクトップの場合、別途モニターやキーボードが必要ですが、Amazonなどで2〜3万円で揃います。それを含めても、推奨PCより安く済みます。
ステップ2:【通学用】賢く選ぶ「相棒」のノートPC
次に、大学へ持っていくサブ機です。
ここで新品を買う必要はありません。
狙い目は「企業からのリースアップ品(整備済み中古)」です。
企業で使われていたPC(Let’s NoteやThinkPadなど)は、元々の定価が20〜30万円する「プロ仕様」ばかり。
これを専門業者が整備したものを買えば、3万円〜5万円程度で手に入ります。
ただし、中古には「バッテリーの持ちが悪い」という弱点があります。
そこでおすすめなのが、「PD対応のモバイルバッテリー(5000円くらい)」を一緒に持ち歩くことです。
これなら、電池切れの心配もなく、新品を買うより圧倒的に安上がりです。
※ただし、スマホ用の安いもの(20Wなど)ではPCは充電できません。「60W出力」に対応したこれを選んでください。これならPCを使いながらでも爆速で充電できます。
A:中古は不安…という方へ「安心のPC NEXT」
「パソコンには詳しくないから、とにかくトラブルが少ないものがいい」 そんな方は、関西電力グループが運営する「PC NEXT」がおすすめです。
- 関電グループの信頼感: 怪しい業者ではありません。
- 新品SSDに換装済み: パソコンの速度を決める「SSD」を新品に入れ替えているので、動作は爆速です。
- 届いてすぐ使える: 面倒な初期設定が完了した状態で届くので、箱を開けたらすぐに使えます。
B:あの高級機が欲しい!「こだわりのPC WRAP」
「どうせなら良い機種を使いたい」「万が一気に入らなかったら返品したい」 そんな慎重派・こだわり派には、「PC WRAP」が最強です。
- 業界最長の3年保証: 中古なのに3年も保証がつきます。大学生活の大部分をカバーできます。
- お気楽返品サービス: 到着後7日以内なら、理由を問わず送料店負担で返品可能です。
- 品揃え: 大学生協でも人気の軽量・頑丈ノートPC「Let’s Note」などが、驚くような価格で並んでいます。
【最終確認】お金の話をしましょう。「2台持ち」は本当に高いのか?
ここまで読んで、「言いたいことはわかるけど、パソコンを2台も買うなんて、やっぱり予算オーバーじゃない?」と心配されている親御さんもいるかもしれません。
そこで、具体的な金額のシミュレーションを作ってみました。
生協のパソコンは大学や年度によって価格が異なるため、あくまで一般的な目安(仮)ですが、横に並べて比べると驚きの事実が見えてきます。
運命の分かれ道! 予算比較シミュレーション
| 比較項目 | 【A】大学推奨PCコース | 【B】「賢い2台持ち」コース |
| 構成 | ノートPC 1台 | デスクトップ(母艦) + ノート(サブ) |
| 主な用途 | レポート作成、Web閲覧 | 動画編集、重いゲーム、AI、製図 |
| 性能(GPU) | なし(事務作業向け) | あり(クリエイティブ作業向け) |
| 故障リスク | 持ち運びで壊れたら代わりがない | サブ機が壊れても母艦がある |
| データ管理 | 本体保存 | クラウド(OneDrive等)で2台同期※ |
| 合計金額 (目安) | 約20〜28万円 | 約18〜23万円 (モニター・周辺機器代含む) |
| 結論 | 安心だが、拡張性はない | 同予算で「最強の環境」が手に入る |
※大学のアカウントで大容量のクラウドストレージ(OneDriveやGoogle Drive)が使えることが多いです。これを使えば、家でも外でも同じデータを扱えます。
ご覧ください。
モニターなどの周辺機器を買い足したとしても、トータルの金額は推奨PC 1台と変わらないか、むしろ安くなります。
それでいて、性能は5倍〜10倍(GPU性能比)違います。
もしあなたが、大学へ持っていくノートPCをうっかり落として壊してしまったとしましょう。
20万円の新品なら目の前が真っ暗になりますが、3万円の中古なら「まあ、家には最強の母艦があるし、また安いのを買えばいいか」と笑って済ませられます。
「攻め」の性能と、「守り」のコスト管理。
これが、私が提案する最強の戦略です。
💡【資金調達】その赤本、捨てたら0円。売ればPC代になります
「2台持ちしたいけど、あと数万円予算が足りない…」
そんな人は、受験を共に戦った赤本や予備校のテキスト、まさか紐で縛ってゴミに出そうとしていませんか?
実はそれ、専門サイトで売れば数万円の軍資金に化ける可能性があります。
私が実践した「受験のゴミ」を「大学の武器(PC)」に変える、最後の錬金術。詳しくはこちらの記事で解説しています。
【重要】「Officeが入っていない!」と焦る前に。2万円をドブに捨てないための知識
BTOパソコンや中古PCを買う時、多くの人が悩むのがこれです。
「あれ? WordやExcel(Officeソフト)が入っていないけど、レポートはどうするの?」
注文画面でオプションを見ると、「Office追加:+25,000円」などの表示が出てきます。
不安になって追加したくなりますよね?
ちょっと待ってください。その2万5千円、払う必要はありません。
大学の「包括ライセンス」という最強の特典
実は、多くの国公立大学は、マイクロソフトと「包括ライセンス契約(EES)」を結んでいます。
これは簡単に言うと、「本学の学生である間は、個人のパソコンに最新のWord、Excel、PowerPointを無料でインストールして使っていいですよ」という、最強の福利厚生です。
- 生協PC: 最初から入っている(その分、価格に含まれている)。
- 賢い戦略: Officeなしの安いPCを買い、入学後に大学のアカウントで無料インストールする。
これで浮いた2万〜3万円で、先ほど紹介した「モバイルバッテリー」や「高画質なモニター」を買うほうが、よっぽど生産性が上がります。
✅ 必ずやるべきこと
入学手続きの書類や、大学の「情報基盤センター」のWebサイトを確認してください。
「Microsoft 365 Apps for enterprise」などの名称で、学生向けのインストール案内が必ずあるはずです。ここを見落としてOfficeを買ってしまうのが、一番もったいないミスです。
まとめ:道具が変われば、未来が変わる
大学生活の4年間は、あっという間です。
その貴重な時間を「スペック不足で何もできないパソコン」と過ごすか、「何でも生み出せる環境」で過ごすか。
E判定から逆転合格を掴み取ったあなたなら、どちらが「投資対効果」が高いか、もうお分かりですよね。
在庫状況やセール時期によっては、納品まで少し時間がかかる場合もあります。
特に3月は注文が殺到するので、入学式直前に慌てないよう、早めの準備をおすすめします。
あなたの大学生活が、可能性に満ちた素晴らしいものになることを応援しています!
① 【自宅用】まずは「最強の母艦」を確保する
動画編集、ゲーム、将来の副業まで。全ての可能性を詰め込んだ、コスパ最強の国産機です。
② 【持ち運び用】タイプに合わせてサブ機を選ぶ
▼「とにかく安く、手間なく、安心して使いたい」なら
関西電力グループ運営。面倒な設定済み&新品SSDで爆速。
▼「憧れの機種を使いたい、返品保証も欲しい」なら
業界最長3年保証。Let’s Noteなどが激安で手に入る。
【補足資料】なぜこの3社なのか?徹底調査レポート
この記事を書くにあたり、私は単なる「おすすめ」ではなく、運営会社の信頼性、ビジネスモデル、そしてリスクまで徹底的にリサーチを行いました。
なぜ大手メーカーや大学生協ではなく、あえてこの3社を推奨するのか。
その「根拠」をここに公開します。
1. MDL.make(エムディーエルメイク)選定理由
〜「安さ」には明確な理由がある〜
ゲーミングPC市場において、MDL.makeは「価格破壊」とも呼べる存在です。
調査の結果、この安さは「質の低下」ではなく、極めて合理的な「ハイブリッド戦略」によるものであることが判明しました。
- 戦略的なパーツ選定: 多くのメーカーが最新CPU(脳みそ)への移行を急ぐ中、MDL.makeはあえて「一世代前の名機(Ryzen 5000シリーズなど)」を採用しています。これにより数万円のコストダウンを実現し、その浮いた予算を最も重要な「GPU(筋肉)」に全振りしています。これが、学生にとって「最もコスパが良い(無駄がない)」構成となります。
- 国内自社工場の信頼性: 安価なPCの多くは海外生産(ODM)ですが、MDL.makeは鹿児島県鹿屋市の自社工場で組み立てを行っています。運営母体はAI研究を行う技術企業であり、品質管理の水準は極めて高いと判断しました。
- 結論: 「最新パーツじゃなきゃ嫌だ」というマニアでなければ、MDL.makeは「同予算でワンランク上の性能」が手に入る、最も賢い選択肢です。
2. PC NEXT(ピーシーネクスト)選定理由
〜「中古=怪しい」を終わらせたインフラ企業の矜持〜
中古PC市場には「どこの誰が直したかわからない」という不安(情報の非対称性)がつきまといます。
その中でPC NEXTを選んだ最大の理由は、「関西電力グループ運営」という圧倒的なバックボーンです。
- 再生の品質基準: 特筆すべきは「ストレージ(HDD)を新品のSSDに換装している」点です。中古PCの故障原因の多くはHDDの劣化ですが、ここを新品にすることで、耐久性と動作速度を劇的に向上させています。
- 企業コンプライアンス: 電力会社グループが運営している以上、「海賊版ソフトを入れる」「粗悪品を売る」といったブランド毀損リスクのある行為は絶対にできません。この「企業の立場」こそが、消費者にとって最強の保証となります。
- 結論: 「パソコンのスペックとかよく分からない」という文系学生や、機械に詳しくない親御さんにとって、これほど「騙されるリスクがゼロに近い中古ショップ」は他にありません。
3. PC WRAP(ピーシーラップ)選定理由
〜業界の常識を覆す「3年保証」のロジック〜
通常、中古PCの保証は「1ヶ月」が相場です。
その中でPC WRAPが掲げる「3年保証」は異質です。
このビジネスモデルを分析した結果、同社の「検品精度への自信」が浮き彫りになりました。
- リスクリバーサル(お気楽返品): 「到着後7日以内なら理由不問で返品OK(送料店負担)」という制度は、通販のリスクを完全に店側が負うものです。これは「届いた商品を見れば、客は満足するはずだ」という絶対的な自信がなければ維持できません。
- 長期保証の仕組み: 初期不良(7日間)以降も3年間保証するということは、元々耐久性の高い「法人向けリースアップ品(Let’s Note等)」を厳選して仕入れている証拠です。
- 結論: 「中古でも長く使いたい」「やっぱり実物を見ないと不安」という慎重派の方にとって、PC WRAPは「新品を買うのと変わらない安心感」を、4分の1の価格で提供してくれる唯一の存在です。



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