Last Updated on 2025年12月18日 by 受験おじさん
先日、大学に行く「経済的な価値(コストパフォーマンス)」についてお話ししました。
- 「大卒という資格が人生の選択肢を広げる」
- 「生涯賃金が変わる」
……もちろん、それらは真実です。
親御さんや先生が口を酸っぱくして言うのも分かります。
でも、今、机に向かっている君にとって、そんな遠い未来の話は正直ピンとこないかもしれません。
「将来のために」という綺麗事だけで、この苦しい受験勉強を乗り越えられる人ばかりではないはずです。
今日は私が当時感じた「心の価値」についてお話しします。
それは、「傷ついた自尊心を取り戻す」という、強烈な体験についてです。
💡 この記事で伝えたいこと
- 受験は、失った自信を取り戻すための「リベンジマッチ」である。
- 多くの人が参加する競技だからこそ、勝った時の「凄さ」が誰にでも伝わる。
- 人生で最後かもしれない「努力がそのまま結果に出る(再現性が高い)」公平なゲームである。
「悔しい」と思ったことはありますか?
いきなりですが、君に問います。
「悔しい」と思ったことはありますか?
私はあります。
それも、数え切れないほど。
このサイトのプロフィールにも書きましたが、私は現役時代、E判定の落ちこぼれでした。
成績が良い人間ではありませんでした。
若い頃、特に学生時代というのは残酷です。
大人の社会のようにオブラートに包んだりしません。
成績が悪いというだけで、直接的に、あるいは態度で、他人から下に見られたり、馬鹿にされたりすることがあります。
悪気はないのかもしれません。
でも、言われた方は深く傷つきます。
- 「お前には無理だよ」と笑われたこと。
- 先生の期待していない視線。
- 成績優秀な友人が、自分には相談してこない疎外感。
それらの記憶は、トゲのように心に刺さり続け、いつしか「どうせ自分なんて」という諦め(自尊心の低下)に変わっていきます。
この「心の傷」は、お金を稼げるようになっても、なかなか癒えるものではありません。
しかし、
大学受験には、この傷を一撃で完治させる力があります。
受験は、日本で最も参加者の多い「国民的スポーツ」だ
なぜ、受験で結果を出すことが、そこまで自尊心を満たすのか。
それは、受験が「圧倒的に参加人口が多い競技」だからです。
スポーツで例えてみましょう。
私は昔、野球をやっていました。
でも、サッカー部の友人が「県大会ベスト4に入った」と言っても、正直その凄さがピンとこないことがありました。
自分がやったことのない競技の難易度は、イメージしづらいからです。
しかし、受験は違います。
今の日本では、同世代の半数以上が大学受験を経験します。
1学年100万人いたとして、50万人以上が同じ土俵に上がる。
これほど多くの日本人が参加し、苦しみを共有する「競技」は、他には存在しません。
だからこそ、結果を出した時の「凄さ」が、誰にでも直感的に伝わります。
- 勉強していないヤンキーも
- 運動部で活躍していたアイツも
- 親戚のおじさんも
みんな、「偏差値を上げることの難しさ」や「有名大学に入ることの凄さ」を、肌感覚で知っているのです。
私が一浪の末、横浜国立大学に合格した時、驚くべきことが起きました。
かつて私を馬鹿にしていた人たちが、手のひらを返したように称賛してくれたのです。
学校の先生、親戚、友人……私の想像の何倍も、周りの人間が私を褒め称えました。
その時、初めて実感しました。
「ああ、俺の努力は、ちゃんと他人に伝わったんだ」と。
言葉で説明しなくても、「合格」という二文字だけで、周りの見る目が劇的に変わる。
自分を否定していた人間が、自分を認めるようになる。
この「圧倒的な肯定感」こそが、受験勉強をやり抜いた者だけが得られる、最高の報酬です。
💭 おじさんの本音
「自分はダメな人間じゃなかったんだ」という深い安堵感が胸を満たしました。この自信は、その後の人生で何かに挑戦する時、常に私を支える土台になっています。
人生最後の「努力が裏切らないゲーム」
もう一つ、私が受験をおすすめする理由があります。
それは、
受験は「再現性の高いゲーム」
だからです。
社会に出ると、「成功」のルールは複雑怪奇になります。
ビジネスの成功談をよく聞きますが、あれは「運」や「タイミング」、「コネ」といった、自分ではどうしようもない環境要因に左右されることがほとんどです。
- 「たまたま海外で安い商品を見つけて、日本で売ったら儲かった」
こんな話を聞いて真似しようとしても、もうその商品は売っていなかったり、為替が変わっていたりして、同じ結果は出せません。
再現性がないのです。
しかし、受験は違います。
- 試験範囲は決まっている。
- 教科書や参考書は全員手に入る。
- 試験時間はみんな同じ。
- 点数だけで合否が決まる。
これほど「環境が平等に整えられた競争」は、人生において大学受験が最後かもしれません。
ここでは、親のコネも、たまたまのラッキーも通用しません。
「やったか、やらなかったか」。そして「正しい方法で努力したか」。 それだけが結果に直結します。
つまり、「正しい努力さえすれば、誰でも逆転が可能」な、数少ないチャンスなのです。
E判定だった私が、たった1年で横国に受かったのも、特別な才能があったからではありません。
この「公平なルール」の中で、正しい戦略(共通テスト重視の勉強法など)を実行したからです。
君も、リベンジしてみないか?
もし今、君が成績のことで誰かに馬鹿にされたり、自分自身に失望したりしているなら。
その「悔しさ」は、最強の燃料になります。
無理だと言った連中を見返してやりたい。
自分を認めさせたい。
その強い気持ち、感情を、ペンを握る力に変えてください。
受験というフィールドなら、君はフェアに戦えます。
そして勝てば、失った自尊心を何倍にもして取り戻すことができます。
E判定からの逆転劇。
それは漫画の世界の話ではなく、正しいやり方を知っていれば、誰にでも起こせる現実です。
私が偏差値50からどうやって這い上がり、横国の合格通知を手にしたのか。
その具体的な「戦略」と「ノウハウ」は、すべてこのサイトに置いておきます。
次は、君が周りを驚かせる番です。


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